光硬化型樹脂 PARQIT 低硬化収縮率エポキシ系接着剤
位置ずれの気にならない硬化収縮率の低い光硬化樹脂!
レンズやホルダー、微細な光学部品、センサー類、ファイバーなどの位置ズレを気にする用途の固着に適しています。 液状硬化性樹脂は、硬化反応の際、液体から固体に変化する時に体積が収縮します。これを硬化収縮といい、精度を要する接着においては、光軸ずれや、位置ずれなどの原因になります。一般的に、エポキシ樹脂の硬化収縮率は3~5%程度あり、無機フィラーを含有したタイプでも、2%程度の収縮があります。 この現象は、エポキシ樹脂に限らず、アクリレート系樹脂においても同様で、アクリレート系樹脂は、一般的にエポキシよりも収縮率が大きく、5~10%程度収縮します。当社が開発したエポキシ系精密接着剤は、無機フィラーを含有しているタイプで、硬化収縮率が1%を下回るタイプや、線膨張係数が、4~7×10^-5台のタイプ、また硬化波長が、300㎚、360㎚、405㎚、更には可視光硬化タイプと多岐にわたっております。
製品特徴
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UV+後加熱タイプ
硬化反応はUVで、後加熱により接着強度を向上させるタイプです。低硬化収縮、高接着、高耐久性、アルミ接着性良好です。
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ファイバー、キャピラリー等の固着に最適
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レンズ、光学部品等の固着に最適
仕様
モデル名 | 硬化形態 | 硬化収縮率 (%) |
Tg TMA (℃) |
線膨張係数 (a-1) |
硬化波長 (nm) |
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OEX‐009‐SK‐F27T | UV硬化型 | >0.84 | 150 | 2.7×10^-5 | ~365 |
OEX‐009‐SK‐F30T | UV硬化型 | >0.83 | 120~180 | 4.3×10^-5 | ~405 |
OEX‐009‐SK‐F37R2 | UV+加熱 | >1~2 | 85~100 | 1.1×10^-4 | ~365 |
OEX‐009‐SK‐F44R | UV+加熱 | 0.65~0.75 | >175~185 | 1.0×10^-4 | ~365 |
ダウンロード資料
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応用例
光学部品やセンサー、ファイバ等の固着、更にUV+熱硬化タイプはガラス×アルミの接着で高温高湿耐久性を必要とする部位にも適しています。