Sound & Bright社は、非破壊検査用にレーザー式超音波受信機を開発し、製造販売をしています。比類のない感度とノイズ低減を実現し、研究室から産業用途まで、幅広い用途に最適です。NASAと米国国立科学財団(NSF)の支援を受けて開発された技術により、お客様の高い基準とイノベーション目標を満たすため、お客様のご要望に応じて機器を製造・カスタマイズが可能です。
保護中: レーザー式超音波非接触計測システム Sound & Bright 非破壊検査用レーザー式超音波受信装置
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表面形状やクラック、空隙などの内部欠陥、動いているものや高熱の対象物を非接触・非侵襲で欠陥や異物検査を行うことができます。
通常の接触式超音波探傷検査では難しい高温の対象物を非接触で現場測定が可能。鉄鋼、レーザー溶接部分、カーボンファイバー、樹脂、生体、食品などの対象物にパルスレーザーやピエゾアクチュエーターで超音波振動を発生させ、反射光を受光することで可視化し、非接触、非破壊で内部欠損やボイド、異物検査、厚みなどの測定ができます。対象物が振動していたり、表面が粗かったり、複雑な形状のもの、高温なもの、動いている場合にも高感度で測定ができるため、現場でリアルタイムモニタリングやインライン測定のご利用も可能です。
製品特徴
マルチチャンネルランダム直交式干渉計技術(MCRQ)
このレーザー式の超音波受信器はレーザースペックル光を対象物に当てると、参照光と超音波振動によって生じる反射散乱光の位相のずれがマルチディテクターで検出されます。スペックル位相のランダム分布を利用して2次元的に超音波信号を拾い出します。出力信号を安定化させる仕組みを利用しており、不要な環境ノイズは電気的なハイパスフィルターで取り除くことにより、環境に応じて簡単に変更可能な設計になっています。また、ファイバー端から部分的に参照光を得られることで、装置の小型化や頑丈で安定化、難しい調整が不要な設計となっています。

超音波振動をレーザー干渉で可視化~レーザー溶接検査例
レーザー溶接された鉄やステンレスなどの金属の表面に超音波を当てると、欠損がない場合、空気中の反射と金属表面に表面波として伝搬され安定した波面が観測されるが、空隙や欠損部分は金属と空気のインピーダンスが違いすぎるために音響エネルギーが蓄積される。このレーザー超音波受信装置は超音波をレーザーで可視化できるため、物質内部の状態を簡単にモニタリングできる。また一般的な超音波方式はマイクロフォン等で検出できるが、表面の粗さや対象物の形状や内部構造の影響がわからない(見えない)為、レーザー超音波式の方が表面が粗いもの、複雑な形状や内部構造を持つ対象物の精密な欠陥検査に適しています。

複合材料の剥離検査~カーボンファイバー張り合わせ内部検査例
レーザー超音波非接触計測システムで2枚のカーボンファイバー板間の空隙を非接触で検出することができます。Bスキャンは、断層画像、C-スキャンは、Bスキャンの画像を組み合わせて2次元、3次元での欠陥検査や構造解析が可能です。

製品仕様
装置名 | QUARTET |
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検出帯域 | 1-100MHzまで |
レーザー波長 | 532nm, 1054nm, 1550nm |
マルチモードファイバー | 5m (標準) |
焦点距離 | 50mm~数メートル |
集光レンズサイズ | 2インチ(約5cm) |
オプション | 2Dスキャニングシステム(PC付き)、ソフトウェア、XYステージ |
装置サイズ | 33x37x19cm |
光学ヘッドサイズ | 6.5×16.5x9cm |
装置重量 | 9.5㎏ |
光学ヘッド重量 | 0.65㎏ |
オプション
※商品のデザイン、仕様は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
詳細は各営業担当までお問合せください。
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